掲載日:2025.12.23
入院患者の管理は、動物病院における最も神経を使う業務の一つではないでしょうか。
特に重症患者や術後管理、夜間の容体変化など、不安要素は尽きず、院長先生・スタッフ様にとって大きな負担となっています。
近年、医療機器の高度化やペットオーナー様の医療意識向上により、入院医療への期待値は高まる一方です。
しかし、現場は限られた人員・時間の中で、「安全性・効率性をどう両立させるか」という課題に直面しています。
そうした中、入院管理の質と効率を一段上のレベルへ引き上げる新しい選択肢として、多くの院長先生から注目を集めているのが、入院管理デバイス「PetVoice(ペットボイス)」です。
本コラムでは、動物病院の入院管理で発生しがちな課題を整理したうえで、PetVoiceがどのように解決し、現場の負担を軽減するのかをわかりやすくまとめました。
1. 動物病院における入院管理の課題
「入院患者の管理では、日々さまざまな課題が発生します。
中でも院長先生・スタッフ様から多く挙がるのは、次のような点です。
① バイタルチェックの頻度と記録の負担
特に小規模病院では、1名が複数業務を兼務しているケースも多く、「常時監視」に近い負担を抱える場面が少なくありません。
② 動き・呼吸・体温などの状態変化に“気づけない”不安
入院ケージでは患者の動きが見えにくく、
「呼吸が浅くなっていた」「実は体温が急低下していた」など、変化に気づくタイミングが遅れることもあります。
入院管理における“見逃しリスク”は、
などにつながる可能性もあり、スタッフ様にとって大きな精神的負担となっています。
③ 飼い主様からの不安の声への対応負担
入院中のペットの状態について頻繁に問い合わせが入り、診療を止めて対応することもあります。
といった質問に対応する時間が増え、現場が圧迫されることも珍しくありません。
④ スタッフ間での情報共有が分断されがち
といった課題も、多くの動物病院が抱えています。
こうした課題は日々のストレスとなり、
「もっと安全に・効率的に・確実に管理する方法はないのか?」
というニーズが確実に高まっています。
2. その課題、PetVoiceが解決します
PetVoiceは、スマート首輪型の入院管理デバイス。
常にペットの体に寄り添い、24時間状態をモニタリングします。
ケージから離れても継続して計測できるため、従来の見守り体制ではカバーしきれなかった領域を補完し、
院長先生・スタッフ様の負担を大きく軽減することができます。
獣医療現場で求められる“精度”にこだわり、動く動物の状態を高精度で連続計測。
従来の手作業による測定のブレや抜けを防ぎます。
特に体温や呼吸の変化は、病態悪化の初期サインとして重要な指標。
PetVoiceはそれらをリアルタイムに可視化し、異常兆候を早期に把握できます。
今回のアップデートで、体動のリアルタイム波形モニタリング機能が加わりました。
これにより、
といった“リアルタイムの状態変化”を識別しやすくなり、ケージ前に張り付かなくても状態観察が可能になります。
体調悪化のサインはTPRだけではありません。
などの“行動変化”も重要な指標です。
PetVoiceは行動解析も得意としており、通常のケージカメラでは把握できない動きの変化も記録します。
設定したしきい値を超えると、スマホやPCにアラートが届きます。
夜間や休診時間帯でも、
「重大な変化だけ把握する」
という体制が取りやすく、スタッフ様の精神的負担が軽減されます。
が全て自動で蓄積されるため、記録漏れが防げるだけでなく、申し送りもスムーズになります。
3. 現場の声:PetVoiceを導入した病院様からの評価
実際に導入された病院様から、次のような声が挙がっています。
麻酔覚醒後の体温低下は、重症化のリスクがあります。
PetVoiceのアラートにより、迅速に保温処置ができたという声が届いています。
夜勤スタッフ様からは、
といった意見が多く、スタッフ満足度向上にもつながっています。
TPRや行動データが蓄積されることで、
が以前よりも明確になり、信頼関係の構築にも役立ったという声もあります。
4. 院外でも活躍:心臓病・抗がん剤治療など自宅管理にも強い
PetVoiceは入院管理だけでなく、自宅での健康管理ツールとしても優れています。
など、心疾患の悪化サインを早期に把握できます。
抗がん剤治療では、副作用の発現タイミングを見逃さないことが重要です。
PetVoiceなら、
といった兆候を把握しやすく、飼い主様も安心できます。
慢性心疾患・腎疾患・高齢期の体調変化など、
「日常の変化に気づきたい」というニーズに応えられるため、病院外での使い方も広がっています。
5. PetVoiceを取り入れることで得られる価値
まとめると、PetVoiceを活用することで、動物病院には次のようなメリットがあります。
6. 気になる方はぜひ、シグナビでPetVoiceをご覧ください
入院管理の安全性を高め、現場の負担を軽減する新しい選択肢として、多くの院長先生・スタッフ様から注目されている「PetVoice」。
シグナビではより詳しい情報や導入事例もご紹介しています。
お問い合わせもそのまま可能ですので、ぜひ一度ご覧ください。
監修
深田 篤 Atsushi Fukada
株式会社PetVoice 代表取締役CEO
深田氏は、動物医療の現場で求められる「見逃しのない管理体制」と「スタッフ様の負担軽減」を両立するため、テクノロジーを活用したバイタルモニタリングの開発に長年取り組まれています。
PetVoiceの開発にあたっては、動物病院様への丁寧なヒアリングを重ね、現場の課題を確実に解消できる仕組みづくりを追求されてきました。その結果、入院中の患者を24時間見守り、リアルタイムに状態変化を把握できる実用性の高いデバイスへと進化し続けています。
現在も、獣医療の質と安全性を高めるための機能改善や、新たなデータ活用の可能性を日々追求されており、「より安心できる入院医療の実現」を目指したプロダクト開発を推進されています。
※本コラムは、入院管理デバイス「PetVoice」を提供する株式会社PetVoice代表取締役CEOの深田 篤氏の監修のもと、入院管理の課題とPetVoiceの特長について詳しく解説しています