掲載日:2026.02.10
本日は、動物病院の設備投資や人材面の取り組みに関連して、一度は知っておいていただきたい助成金制度についてご案内いたします。
業務改善助成金は、業務効率化や生産性向上につながる設備投資を行い、
あわせて院内の最低賃金を一定額以上引き上げた場合に、設備投資等にかかった費用の一部が助成される制度です。
これまで動物病院では、CT・画像診断装置・歯科関連機器などの導入時に、
ものづくり補助金など、経済産業省系の補助金を活用されてきたケースも多いかと思います。
一方で近年は
といった背景から、「以前と比べて活用のハードルが上がっている」と感じられる場面も増えています。
そうした中で、比較的小規模な事業者も対象となりやすい制度として、厚生労働省の助成金にあらためて関心が集まっています。
業務改善助成金は、審査型の補助金とは異なり、
一定の要件を満たした計画を適切に進めることで、受給できる可能性が比較的高い制度とされています。
設備投資や賃上げをご検討中の病院にとっては、
「まずは一度チャレンジしてみる価値のある制度」といえるでしょう。
※計画書提出から交付決定まで、地域や時期により2~4か月程度かかるケースもあり、設備導入の時期には一定の調整が必要となります。
この助成金は、設備投資・賃上げが前提となる制度であるため、内容を正しく把握したうえで検討を進めることが重要です。
今後、
などについても、順を追ってご紹介していく予定です。
動物病院経営を取り巻く選択肢の一つとして、「使える可能性の高い制度」として、本制度の存在を頭の片隅に置いていただければ幸いです。
筆者
中谷 峻 Shun Nakatani
株式会社リズムチェンジ 代表取締役
経営コンサルタント
大学卒業後、電通系のコンサルティング企業で新規事業やDXの支援に従事。独立後は「経営資源をつなぎ、挑戦を後押しする」ことをテーマに、資金調達や補助金活用に特化したコンサルティングを展開。
※本記事は、補助金申請サポートを提供する株式会社リズムチェンジ代表取締役中谷 峻氏の監修のもと、動物病院様の業務課題とその解決手段として注目される助成金について詳しく解説しています。