人手不足・電話対応の悩みを解決する「電話自動音声応答システム(IVR)」とは?

電話自動音声応答システム(IVR)【シグナビお役立ち情報】

掲載日:2025.7.29

※本記事は、電話自動応答サービス「DXでんわ」を提供するメディアリンク株式会社本永葵氏の監修のもと、動物病院様の業務課題とその解決手段として注目されている電話自動音声応答システムについて詳しく解説しています

動物病院様のお悩み

人手不足が深刻に

近年、全国の動物病院では慢性的な人手不足が続いており、限られたスタッフで診療から受付、電話対応までこなさなければならない状況が増えています。
獣医師や動物看護師の採用が難しいなか、業務の効率化は急務となっています。

電話対応に追われて業務が止まる

診療中にかかってくる予約・お問い合わせの電話。
一件一件に対応するたびに、手を止めなければならず、診療効率も低下。
受付スタッフが不在の時間帯は獣医師が対応するケースもあり、現場の負担は大きくなっています。

その悩みを解決できるのが「電話自動音声応答システム(IVR)」

こうした悩みに対応できるのが、「電話自動音声応答システム(IVR)」です。
電話に出られない時間帯でも、システムが代わりに対応し、予約・よくある質問・緊急対応の振り分けなどを自動化。
人的リソースの節約と、対応品質の均一化を実現します。

電話自動音声応答システム(IVR)とは?

IVR(Interactive Voice Response)とは、電話をかけたお客様に対し、ガイダンスに従ってプッシュ操作や音声入力で案内を進められる仕組みです。

例)「〇〇動物病院です。予約の方は1を、診療時間の確認は2を押してください…」

これにより、電話対応の一次受けを自動化でき、スタッフの負担軽減に直結します。

VRを導入するとどんなメリットがあるか?

診療に集中できる時間が増える
営業時間外でも対応可能(24時間受付)
電話の取り逃しがなくなる
よくある質問を自動で対応できる
クレームやトラブルの抑制(録音機能で証跡も)

業務効率が大幅に向上し、飼い主様の満足度向上にもつながります。

IVRとAI自動電話応答の違い

IVR AI自動電話応答
対応形式 ガイダンス+ボタン操作 音声認識による対話
柔軟性 固定の選択肢 フリートークに近い対応
初期費用・運用負担 比較的安価 高め・精度調整が必要
向いている用途 よくある問い合わせ対応、予約振り分け 高度な会話・個別対応

IVRはシンプルで確実な対応ができるため、導入ハードルが低く、動物病院のような現場にも適しています。

電話自動音声応答システム(IVR)の動物病院での利用事例

A動物病院(東京都)

IVR導入後、電話の約6割が自動対応に移行。
受付スタッフの電話対応時間が1日あたり1.5時間減少し、飼い主様対応に集中できるように。

B動物病院(地方都市)

受付時間外でも予約受付が可能となり、取りこぼしがなくなったことで、月間の来院数が約10%増加。
飼い主様からも「電話がつながらなくて困ることがなくなった」と好評。

どんな動物病院様におすすめか

スタッフ数が少なく電話対応が負担になっている
営診療に集中したいが、電話が多くて難しい
電話対応にムラがあり、対応品質を一定にしたい
夜間や休診日の問い合わせが多い
予約や診療案内を自動化したい

こうした課題を抱える動物病院様には、電話自動音声応答システム(IVR)の導入が効果的です。

導入の流れ

電話自動音声応答システムは、専門知識がなくてもスムーズに導入できます。

  • 1

    お問い合わせ・ヒアリング

  • 2

    プラン選定・お見積もり

  • 3

    初期設定(ガイダンス内容の作成)

  • 4

    システム構築・接続

  • 5

    運用開始・サポート

最短で2週間程度での導入も可能です。

最後に

シグナビでは、電話自動応答サービス「DXでんわ」を提供しているメディアリンク社をご紹介しています。

「電話対応の負担を減らしたい」「人手不足を少しでも解消したい」とお悩みの動物病院様には特にお話を聞いていただけたらと思います。
導入をご検討の方は、ぜひ下記ページより詳細をご確認ください。

監修

本永 葵 Aoi Motonaga

メディアリンク株式会社
メディアリンク株式会社は、コミュニケーションを軸にしたICTソリューションを通じて、企業の業務効率化と顧客体験の向上を実現するテクノロジー企業です。特に、コールセンター向けのCTIシステムやビジネスチャット連携、クラウドソリューションなどの開発・提供に強みを持ち、多くの業種・業態に最適なサービスを展開しています。

「つながる力で、価値を創る」をミッションに、現場の課題に寄り添った柔軟な発想と確かな技術力で、顧客企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を強力に支援。多様化・高度化するビジネスニーズに応えるため、日々進化を続けています。